アメリカは日本に比べて食材が安い

アメリカは日本に比べて食材が安い。これは食材を買って、自分で調理すれば安くなるという話で、レストランなどで食べればそういうことにはならない。食材に対しては消費税がかかっていなので、非常にお得感がある。
まず米の値段は、日本の米に近いカリフォルニア米が日本の価格の1/3くらいだ。炊き方さえ、マスターすれば安い値段で美味しいご飯が食べられる。

 

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次に、肉は豚肉と牛肉が非常に安く売られているが、スライスされた物は見たことがない。
あるとすれば、日本の食材店ということになるが、一部の地域を除いては見つけるのが難しい。
従って、肉の塊を買ってきて自分でスライスして使うことになる。

豚肉も、牛肉も非常に安いけれど量も多いので、買えば一週間は肉を買いに行く必要がなくなる。
豚肉は非常にやわらかく、厚切りにしても美味しく食べられる。それに対して、牛肉は部位による名称で売られているから、部位に応じて料理の仕方も変わってくる。

日本ではあまり馴染みがない名称、chuck / Rib eye などという名称で売られている。ステーキにすると美味しいテンダーロインはスライスされたものがディスプレイされて売られている場合もある。

shankと呼ばれる前足の付け根のあたりの肉は “corned beef” として食べられる。日本でコンビーフといえば缶詰を思い出すが、実は前足、スネのあたりの肉だったことをはじめて知った。

以前に、会社の同僚と”corned beef”を求めてレストランに行ったことがある。頭の中には缶詰のコンビーフがあったが、出てきたものはスライスされたステーキだった。普通に美味しい牛肉を食べに行ったという印象だ。

野菜は、日本で普通に手に入るナスやキュウリの大きさの違いに驚かされる。大きさは何と日本の5倍くらい?あるものが売られている。単に大きいだけではなく、基本的に種類が違うので同じ料理方法は通用しないのではと思う。