米国内の移動は東から西に向かったほうが良いのは何故?

time diff

とにかくアメリカの国土は広い。なんと日本の25倍あるそうだ。全50州とワシントン特別行政区からなるアメリカ国内にも時差が存在する。タイムゾーンが4つあって、西から、パシフィックタイム ゾーン、マウンテンタイムゾーン、セントラルタイムゾーン、そして東の端はイースタンタイムゾーン。

同じ国の中でも西海岸と東海岸との時差は3時間ある。飛行機での移動を考えた時、飛行時間が3時間半と仮定して、朝9時にダラスを出発した飛行機がロサンゼルスに到着するのは朝の10時半ということになる。すごく得をした気分にならないだろうか。。。

これがもし、逆のケースとして、夕方7時にロサンゼルスを出発した飛行機が3時間半後にダラスに到着するとして、現地の時間はなんと、翌日の0時半ということになってしまう。せっかくの旅行も気分的に疲れてしまうのでは? 旅行ならまだ自由度が大きいかもしれないが、ビジネスでの出張だとしたら、翌日の予定もこなさなければならず、少々しんどい旅ということになってしまう。

 

Jet Lag

実は気分だけの話ではなく、日が長くなる方向へは体のリズムが着いてくるけれども、短くなる方向へはアジャストしづらいのも事実。毎日、1時間づつ寝る時間を遅くすることは簡単でも、毎日、1時間づつ早く寝るのは容易ではないことからも判るように、日が長くなる方向へ移動していくのが良い。つまり、東から西への移動が理想的なのだ。

一方、、車での移動を考えた時、1日に移動できるはせいぜい、無理をしなければ 500km 程度なので、あまり時差は気にならないだろう。時差とは飛行機に乗って、急激に移動した時にのみ感じるものなのか。

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