アメリカの道路標識は日本と比べて大差ない

traffic sign

道路標識に関する詳細はガイドブックなどの他の文献を参考にして頂くとして、ここでは重要事項について紹介する。交通法規に関しては、以下の点を除き日米での差はほとんどない。大きな差は2つあるのでよく覚えておきたい。

1) 信号が赤でも右折してよい。但し、一時停止して安全確認した後のこと。例外があり、「NO TURN ON RED」(赤信号での右折禁止)の表示がないこと。
2) 踏み切りで一時停止する必要なし。下手に急停車すれば後続車から追突される可能性あり。但し、安全確認は必要。必ず耳で列車が近づいていないことを確認すべきである。

あとは英語がわかれば問題ないはずであるが、そうでない方のために理解し難い標識を紹介するので覚えておこう。直感的に絵柄で理解できるものが多いが、そうでないものがいくつかある。初めてのドライブでは迷うものばかり並べてみた。

YIELD  ;「譲れ」の意。道が交わるところで相手が優先される場合の標識。止
る必要はないが、十分注意して進むように。

MERGE  ;この先で道が交わることを意味する。車が入ってくるから注意する。

WRONG WAY ;「誤った方向」の意。一方通行で侵入禁止。フリーウエイの出口付近
でよく見かける。これとは別に日本と同じ侵入禁止の標識もある。

trafficx01

 

もっと詳しく学びたい方は以下を参照するとよい。カリフォルニアのDMV(Department of Motor vehicle)のホームページでは運転者用のマニュアルや免許取得試験用のサンプルテストをオンラインで試すことができる。
http://www.dmv.ca.gov/

Sample Written Driver License Tests で検索、オンラインで模擬的に試験を受けることができる。全て英語であるが、その場で正解/不正解がわかるから交通法規を学ぶには便利だ。以下はドライバー用のハンドブックで、じっくり読んで勉強したい人にはお勧めだ。
http://www.dmv.ca.gov/pubs/hdbk/driver_handbook_toc.htm

以上、いずれも「カリフォルニア州」をキーにして検索したものであるが、州ごとに内容は異なっている。どこか特定の州で長期滞在や留学などで免許取得を考えているならその州のホームページを探してみよう。「Drivers Manual 州名」または「DMV 州名」等で検索すると見つけることができる。

コメントを残す