基本的に旅行者はパスポートを身に着けておくことになっている。しかし、盗まれる危険もあるからパスポートを携帯したまま繁華街を歩き回りたくはないだろう。
アメリカ内の車の移動では通常は使わないから滞在中のホテルのセーフテイBOXや留学中の友人宅に保管してもらうこともあるだろう。以下にいくつかのポイントを紹介する。
国際免許証はパスポートとセットで携帯することになっているが、このときのパスポートはコピーでもよい。そして車を運転する際には日本の免許証も忘れずに携帯しなければならない。
今では既に販売を終了しているが、持っている トラベラーズチェックを使う際にはパスポートの提示を求められるから、トラベラーズチェックで買い物するには必須アイテムとなる。
サインすれば使えると思い込んでいると、いざという時にはパスポートなしでは使えないから注意しよう。
以前、オーストラリアに旅行中、現金を持ち合わせておらず、レストランの支払いにトラベラーズチェックを出したらパスポートを見せろと言われた。その時はパスポートを携帯していなかったので現地の大学の学生証でどうかと頼みこんだ。最初は拒んでいたが強引に押し切ってしまったことがある。
こういう例外もあるが、通常はパスポートなしには認められない。
アメリカ内のフライトにはIDが必要:
空港での本人の確認にはIDが必要になる。旅行者であれば通常パスポートが唯一のIDになるが国際免許証を持っているなら、それには写真が付いているのでIDとしても機能する。
従って、フライトチェックインの際にIDの提示を求められた時、国際免許証を見せればOKだ。
ホワイトサンズ 国道での検問:
旅行中に検問などがあるとパスポートが必要になる。検問と言っても国道に設けられたポイントを通過しなければ必要にはならないが、旅行目的を達成するにはパスポートがどうしても必要だ。
ニューメキシコ州・ホワイトザンズには米軍施設があり、国定公園に入るには検問を通過しなければならない。
検問所では、アメリカ市民かどうか聞かれ、アメリカ市民はそのまま通過できるが、旅行者はパスポートを見せなければ通してもらえない。
一般論として、ホテル近くの繁華街や近郊の見物だけならパスポートを持ち歩く必要はないが、それ以外は常に携帯するように心がけてはいかがだろうか。