シャープ液晶テレビ LC-37BD1W の熱問題で画面が映らない

既に10年近く使った我が家の液晶テレビが、突然、画面に変な文字が出て映らなくなった。

音声は普通に聞こえるようだ。電源を消し、しばらくして電源を再投入すると何故か正常な状態に戻る。しかし、20-30分すると画面が映らない状態が再現する。

テレビの上サイド面にかなりの発熱があるようで、画面が映らない時に触ると熱くて触れないくらい熱を持つ。電源を消し、冷やせば正常に動作する。

それでは、ということで、テレビの裏カバーを外してみることにした。

発熱部はチューナーの部分であることが判明。裏カバーを外した状態では、放熱効果が上がり以前よりも長く正常な状態を保持する。が、1-2時間もすれば画面が映らない状態が再現。

パソコンのCPUほどではないが、チューナー上に発熱するICがあり、アルミの放熱板がかぶさっていて、その接触面に塗るシリコン系のグリースが経年変化で硬化したのではないかと思われる。

放熱板を外すことができれば手持ちのグリースもあり、修理可能と思われた。

残念なことに、ネジを外せるところまで外してみたが、放熱板までたどり着けず、これ以上頑張ると壊してしまいそうで、やむを得ず、別の放熱方法を考えてみることにした。

用済みになったパソコンのCPUファンをチューナー付近に仮設置して強制空冷を行ってみた。

発熱している放熱板めがけて風を送ると放熱効果は完璧の様子。画面が映らない状態は解消した。

暫くこの状態で使っていたが、裏カバーは取り外したままで毎回ファンの電源を入れなければならないという非常に面倒な状況にうんざりした家族から「このまま使うの~」という不満の声に応えて温度センサーを備えた自動放熱ファンを自作することにした。

テレビ内部から12Vの電源がとれればファンをつなぐだけ終わるのだが、回路図もなく、よくわからないので、12VのACアダプターを使ってFANのON/OFFはリレー付きの温度センサーを使うことにした。

使った部品は、手持ちの12VのACアダプター(12v 500mAH)、リレー付きの温度センサーをamazonで購入(送料込み250円)、FANは用済のパソコンのCPUファン。合計250円。

温度センサーの回路構成は以下の図の通りで、36℃でスイッチON、35℃でスイッチOFFになるようプログラムしてある。(温度センサーのキースイッチでプログラム可能。

(回路図)
fan001

テレビの電源投入直後ではFANは回転せず、温度上昇とともにFANが回転。テレビの電源を切ると 暫くはFANが回転しており、20分程度で本体が冷えるとFANが自動停止するような動きになる。

テレビの裏カバーを外した様子。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

以下の写真はTVにFANと温度センサーを取り付けた様子を示す。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

FANは2個設置してある。チューナーの放熱目的で1つ。それから、もう一つは液晶パネルの温度上昇が気になったので、液晶背面板にもう一つ、ヒートシンク付きFANを放熱接着剤で貼りつけ、実装してみた。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

FANは両面テープを使い、斜めに実装。両面テープの余った部分にはホコリ吸着防止のためアルミ箔でカバー。チューナーの放熱FANは少々音が大きめだったので、DC/DCコンバータで12V→8V程度に最終調整、静かになった。(放熱効果は問題なし)

背面カバーも取り付け、元通りに戻した。動作は良好だ。

これであと5年くらいは使えるだろうか。。

コメントを残す