長距離走行前のガソリンチェックを怠ると…

都会を走っている限り、行く先々にガススタンドが存在するからあまり気にする必要はないが、人里はなれた郊外でのドライブでは要注意だ。

100Km走っても一軒も見当たらない場合だってある。また、そういう場所では単価が上がるから早めにチェックしておいたほうがよい。

 

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特にNationalパークに行く場合は途中の町で休憩兼ねてガススタンドに立ち寄るとよいだろう。ガソリン補給したときに補給量と距離(mile=1.6Km)の関係を計算しておけば概ね燃費を把握することができる。

一概には言えないが、満タンで概ね200mileの走行が可能である。事前にルートをチェックして、走行中どの辺で補給すべきか想定しておくこともできる。

以下はある友人から聞いた話である。アメリカからカナダの国境を越えて走行中に突然車が動かなくなった。レンタカーのメーターが壊れており、ガス欠状態であることが判明。

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営業所で車をピックアップしたときに満タンであったかどうかも定かではない。その友人はかなり焦っていたが、周辺の車に助けを求め、微量のガソリンを調達。何とか事なきを得たが、ここでの教訓は「ガスメーターを過信するな」である。

出発前に補給しておけばメーターが壊れていることも事前に察知できたはずだし、実際にどの程度給油できたかも把握することができたはずだ。

「そこまでやるか?」と思う方もいらっしゃるかもしれないが、アメリカでは何が起こるか判らないというのが私の経験から言えることだ。有名なレンタカー会社ではあまり不具合を経験することはないが、マイナーなところでは用心しておくべきだ。

ちなみに、友人のケースではバジェットレンタカーで起こった事件である。これは私の勝手な判断であるが、HeartzやAvisの信頼度は高いと思っている。比較的新車に近い状態で貸してくれるので不具合を経験したことがない。

ハイウエイを走っているとロッジ(モーテル)やガススタンドの看板が現れるから必要に応じてハイウエイ出口で降りればガススタンドやロッジを簡単に見つけることができる。日本のような高速道路にある休憩所は少ない。時々見かけるのはトイレだけがあり、売店などのない駐車スペースだ。

ロッジがあるところでは食事もできる場合が多いからロッジの看板を目印にするのがよい。

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